MJM牧場のご紹介

カウボーイ、これぞアメリカの原点

当牧場はアメリカのテキサス州、いわゆるかっての「大いなる西部」の発祥の地域に位置し、非常にユニークな日本人ファミリー所有の肉牛飼育を生業の一部とする牧場です。

大げさかも知れませんが、アメリカの国の原点はカウボーイスピリッツと言うかフロンティア精神にあります。その生き様やルーツを知ることによって世界で唯一の超大国と言われるアメリカという国がおぼろげながら分かって来ます。

開拓者精神とか独立心と言う言葉を今尚多くのアメリカ人は好んで使いますが、それはカウボーイが彼らの精神的バックボーンの象徴になっているからなのでしょう。


私達の思い

このアメリカの特異な文化や歴史体験をする為に、当牧場は日本人のお客様にとりましてこれ以上ないベストなところであると確信しております。

でも私達はコマーシャリズムに乗って無作為に出来るだけ多くの日本人のお客様をおもてなしするのは得意でないし、またそのような大きな宿泊設備等を兼ね備えている訳ではありません。この牧場はほんの少人数で運営されているからでもあります。

だから心底アメリカ西部の原点や文化や歴史を学びたい、乗馬や牛達との触れ合いや、アメリカンスタイルの本格的バーべキューなどを通して牧場体験をしてみたい、アメリカ人の日常生活に触れてみたい、生の英語を学びたい、例え短期間でも非日常の雰囲気に浸りたい、そのような願いのお客様を大切にしていこうと思っています。


ユニークなプログラムの提供

アメリカでの日本人運営の農場はあまたあれど、一個人の日本人所有の肉牛飼育の牧場はまず稀有といっていいのではないでしょうか?!カウボーイの世界を覗いてみたい!アメリカの牧場体験をしてみたい!


テキサスに行かなければ体感出来ない事をやってみたい!でも言葉の障壁で躊躇する。。。。。私達はそう言った方々も含めありきたりのパック旅行などでは決して見つからない『 日本人の、日本人による、日本人のための牧場 』を目指しています。

お客様のニーズに合わせたプログラムを用意しています。日帰り体験、一泊二日、一週間滞在、長期逗留、如何様にも対応出来るユニーク性が自慢です。

『週末のご家族とのリトリート』に、『急がずに噛み締める旅』に、『心身ともに休養出来る充電の旅』に、『日本では体験出来ない非日常の旅』に。私達のMJM牧場はそれらを実現するにまさに格好の場所と言えることでしょう。


牧場について

MJM牧場は日本の北海道や信州などにある酪農主体の牧場や、狭い厩舎に多くの牛を閉じ込めて飼育する肉牛牧場とは趣も雰囲気も全然異なります。ここには悠久なる自然と牛馬や多くの野生動物に囲まれた平和で牧歌的な風景があります。

時の流れも緩慢で「何もしない贅沢とういうものもあるんだな!」と言うことを教えてくれます。大草原から昇る朝日、そして地平線の向こうに沈む夕陽の荘厳な美しさは筆舌に尽くし難い程です。

ここは右を向いても左を向いても山に突き当たったり海の見える日本的な情景とは無縁の世界なのです。自然や動物達としばし対座するこで、きっと皆様の心は癒されることでしょう。


牧場の概要

当牧場は、ケネディ大統領暗殺やテレビドラマ「ダラス」、ダルフィッシュ投手所属のテキサス・レンジャーズで有名な人口800万人近くを有するダラスのメトロポリタンの北東、車で1時間程の片田舎に位置しています。

敷地16万坪、東京ドームがほぼ12個程入る広さですがテキサスではそれぞれの牧場があまりにも大き過ぎるので、本格的な牧場の類ではなく「趣味の牧場」みたいなものかも知れません。

それでも周囲4キロ、4つの池や涸れ川、森もあるので自然に囲まれた独自の風景を楽しむことが出来ます。周囲を見渡しても殆ど自分の土地にて借景ではありません。

当牧場の自慢は満天下に繰り広げられる星座ショウです。郊外も山も灯りもない所から見上げる空は、まさに手が星に届きそうと言う表現がぴったり、きっと貴重な体験になることでしょう。

牧場内には野生の花や樹齢何百年と言われる樫の大木や大きな池で泳ぐガチョウや鴨、そして多くの小鳥達、リス、うさぎ、アルマジロは勿論のこと牧場奥深くの森へ行けば鹿、山猫、イノシシ、コヨーテ、野生の七面鳥等が生息しているまさに自然界の動物や植物にとっての楽園でもあります。

現在肉牛の親子を含め40頭近くを飼育、そのモウさん達がのんびり草を喰む、牧歌的な光景が見られます。馬はクォターホースが2頭、ミニチュアホースが1頭、その他にはロバや牧場随一の人気者シェパードの犬のトラがいます。


牧場の生い立ち

オーナー夫妻のマイク&ジェーンは2005年、会社人生に別れを告げると同時に長年住み慣れたニューヨーク近郊を離れこの地に牧場を取得、それ以後悠々自適な生活をして来ました。

そのマイクSr.はほぼ半世紀前日本から徒手空拳で単身渡米、コロラドのロッキー山脈の奥深くの牧場で修行、当時としては非常に珍しいジャパニーズカウボーイになりました。

そしてその牧場にてアメリカ人の妻ジェーンと運命的な出逢い、爾来35年間の幸せな家庭生活を送るも11年前婦人は癌にて他界、その後彼は亡き妻の遺言に忠実に従い『日米の架け橋』を継続維持して行く為にこの地で孤軍奮闘、現在に至っています。

一人息子は長年日本に住んでいましたがいずれ牧場を継承して行く為に、半年前に人生の一大転機を果たしテキサスに戻って来ました。今はMJM牧場の父子鷹になろうと二人で頑張っています。


皆様が再訪したくなる牧場を目指して

サザンホスピタリティと言う有名なアメリカ南部のおもてなしの心をわきまえたパーソナルな触れ合いを通じてのこのユニークなMJM牧場での体験やご滞在は、皆様にとりましていつまでも忘れることの出来ない素晴らしい旅の一ページとして心に深く刻まれることでしょう。

そして私達は、皆様方が再び訪れたくなるような牧場を目指し、怠ることなく日々精進を続けて行こうと思っています。


MJM牧場オーナー マイクJr. & Sr. 大谷

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