MJM牧場は日本バーベキュー協会(JBBQA)のアメリカ支部
2015年より日本バーベキュー協会の海外活動の拠点としてJBBQA AMERICA LLC(日本バーベキュー協会アメリカ支部)をテキサス州COMMERCE市のMJM Ranch内に発足し活動をはじめました。
JBBQA AMERICA LLCの代表はMJM牧場の所有者でもあるマイク大谷。日本のバーベキュー食材(和牛や日本酒など)の米国展開や日本バーベキュー協会公認のバーベキューコンペティションチームである「BBQ SHOGUN」のアメリカ活動本部として機能し、全米各地で開催されるバーベキューコンテストへのサポートなどの業務を担っています。
バーベキュー世界大会参戦の為のチーム「SHOGUN」
JAPAN BBQ SHOGUNとは国際的なバーベキューコンテストに公式にエントリーするため日本バーベキュー協会(JBBQA)が独自に編成したInternational Barbecue Competitionチームです。
2015年よりバーベキュー大国アメリカ各地で開催されているWorld Barbecue Championshipという国際的なバーベキューコンテストへのチャレンジを続けています。このBBQ SHOGUNのベース基地はアメリカテキサス州COMMERCE市のMJM牧場(協会アメリカ支部)にあります。
日本バーベキュー協会の公認インストラクターから組織されているのがInternational Barbecue Competitorチームである「JAPAN BBQ SHOGUN」です。
牧場での醍醐味料理はテキサススタイルの本場本物のバーベキューに尽きます。日本でバーベキューと言われている焼肉とは根本的に違うのです。
それはゲストはグリルやスモーカーに直接手を伸ばさないことです。(笑)日本のバーベキューは焼肉スタイルがほぼ全てのため、焼いているグリルに参加者がそれぞれ直接手を伸ばし、自分でタレを付けて自由に食べます。
しかし本物のバーベキューはグリルやスモーカーで調理したのち火から下し、調理をしたピットマスターがサーブをして参加者にべてもらいます。つまり、「もてなす側」と「もてなされる側」がいるというのが正にパーティー文化なのです。
そして食事を楽しみつつ、参加者全員とコミュニケーションをとりながら有意義な時間を過ごす。人が集まれば会話も生まれ、つながりも深くなる。遊び心が楽しめる。そして新しい出会いがある。
ただひたすらに差しつ差されつで飲み自分で焼きながら食べ、いつもの同じ仲間達だから大した会話も無くまして新しい出逢いなどあるはずもなく、満腹になったらお開きの焼肉スタイルとはいかに違うことか!? それとアメリカンバーベキューは大きな肉塊をスモークをかけながら長時間低温で豪快に焼く。
せっかちな日本人がこの醍醐味を知るにはまだまだ時間がかかると思います。(笑)
ピットマスターの役割は、彼が全ての肉を焼きゲストが焼く事はありません。そしてサーブ方法は当牧場ではその割り当てられた時間により2つに分けて行っています。
(1) 「もてなされる側」が暫く滞在する場合低温で10時間くらいかけて来客と楽しみながら、彼等の目の前で大きな肉塊を焼き、本場本物のバーベキューが何たるかを楽しみ味わってもらいます。
そして時間的余裕がある時は和の心を取り入れて、懐石料理の様にあるいは江戸前握り寿司の様に一品一品説明の上サーブし味わってもらいます。
(2) 「もてなされる側」が30-40人などの大人数の時や日帰りゲストの場合は、大きな肉塊は前日とか事前に焼き、サーブするまで保温。時間との兼ね合いもあり色々焼いた肉を同時に食べてもらいます。
後は南部料理ですね。独特な味付けでケージャン料理と呼ばれ日本にはない味です。ガンボ、ジャンバラヤ、エトフィー等ありますが、豪快なのはザリガニ料理です。これは一度食べたらハマります。(笑)バーベキューもザリガニも野外料理、パテイオで歓談しながら食べるにはこれ以上の御馳走はないでしょう。
宿泊施設は南部風の瀟洒な造りで牧場のランチスタイルのハウスとは異なりますが、アンティークの家具調度品が独特な落ち着いた雰囲気を醸し出してくれ、きっとご満足いただけるものと確信しています。